- 健康情報を自分のために活かせるようになりたい方
- 多くの情報に惑わされない力を身につけたい方
- 情報を信じすぎて失敗した経験のある方
「ヘルスリテラシー」聞いたことありますか?
突然ですが、「ヘルスリテラシー」という言葉を聞いたことはありますか?
おそらく、「リテラシー」という言葉は耳にしたことがあるかもしれません。
「リテラシー」とは「literacy」と記され、もともとは「読み書きの能力」という意味です。
それが現代では「ある特定の分野に関する知識や技術の理解能力」「その知識や能力を有効活用する能力」という意味で使用されることが多いです。
主なリテラシーの種類としては(以下、リテラシーとは?意味や正しい使い方を解説 | SFA JOURNAL (next-sfa.jp)より引用)
- 「メディアリテラシー」・・・新聞やテレビなどの内容を読み取りメディアが伝えたい本質や与える影響に関しての正確な知識を身に着けて利用するための能力
- 「ITリテラシー」・・・ネット、セキュリティ、SNSなどインターネットに関する知識や情報を正しく理解し活用できる能力
- 「金融リテラシー(マネーリテラシー)」・・・株式、保険、投資信託などの各種金融商品やお金やお金の流れに関する知識を有し、お金との付き合い方について適切に判断する能力
などがあります。
「ヘルスリテラシー」とは
「健康でいるための必要な情報を収集し、医療や体の仕組みを適切に理解することで、収集した情報を利用するための能力」
と言われています
「正しく」健康情報を扱う能力のことです
情報がすぐに手に入る弊害
私たちは今や情報を簡単に仕入れることができます。
そして、その情報の発信源はきちんとした専門家である場合もあれば健康を趣味としている人とまちまちです。
専門家の情報は仕事として行っている以上、発信者の利益を優先させるため誇張させた表現や一面的な表現になっているものも少なくありません。
趣味の一環として発信している人の情報は情報の正確性が求められないため、経験談として参考にできるものはあるものの根拠に関しては乏しいこともあります。
なので、100%信頼できる情報に出会うことはなかなか難しい世の中となっているのです。
「1か月で-10kg!」「みるみる痩せる!」など
期待値を過剰に大きくする謳い文句はよく聞きますね
日本人のヘルスリテラシーの現状
そして、日本人のヘルスリテラシーは欧米やアジア諸国と比べてとても低いという情報もあります。(ヘルスリテラシー | 公益社団法人 東京都医師会 (med.or.jp)の記事より引用)
- やせる食べ物は〇〇
- ダイエット中は××を食べてはいけない
- みるみる痩せる運動は△△
- コロナ対策には◇◇を食べるとよい
という発信があると・・・
「それだけを食べる」「それをやっておけば大丈夫」と安心する人は肌感覚で多い気がします。
確かに、その人にとって不足している栄養素がその食べ物であれば痩せるかもしれないし、その人が太った原因がその運動で解消されるならそれでみるみる痩せるかもしれないので1人たりともそれで結果が出ないとまで断言するつもりはありません。
しかし
その「なぜ」を自分に照らし合わせる作業を省略してしまい情報を鵜吞みにしてしまうと、それに費やした時間やお金を浪費してしまうだけになるのです。
(もちろん、自分で試して学ぶという考えであれば肯定します。)
その情報で成功した人がいるのも事実なので効果がないとは言い切れない。
「なぜ」効果が出たのかを考えてみましょう。
ヘルスリテラシーを一緒に高めていきましょう
パーソナルトレーナー向井は様々な情報を「あなたにとって」適切かどうかを判断する手助けができます。
そして、最終的な判断を「あなた」ができるように理由や基礎知識をお伝えすることができます。
私は、皆さんのヘルスリテラシーを少しでも高められるような発信をこのブログでお伝えできればと思います。
しかし、最後は「あなたにとって」が大切であり一方通行の発信では限界もありますので興味のあった話題に関してはご質問いただけると幸いです。
もちろん最初はわからないことだらけだと思うので
少しずつできるようになっていきましょうね。
記事作成者プロフィール
向井 大未(むかい ひろみ)
目黒区自由が丘、川崎市高津区久地、同多摩区宿河原にてパーソナルトレーナーとして活動中
フィットネス指導歴17年
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー
他、ゴルフトレーニングやシニアフィットネスなど取得資格多数