- ダイエット中の方
- 見た目の改善が目的の方
- 体重が減らなくて悩んでいる方
- 体重に一喜一憂せず不要なストレスが減ります
- 体重をたくさん減らさなくても見た目が変わる理由がわかります
体重が変わらなくても身体は変わる
以前、川崎市多摩区のパーソナルに3ヵ月通ってくださっている女性のお客様よりこのようなお言葉を頂きました
- スキニーのパンツがすんなり履けるようになった!
- お腹に縦線が入ってきた!
- でも体重は変わってない!
- 体重計乗るとテンション下がるから乗るの辞めた笑
トレーニング始めてパンツが楽に履けるようになったり腹筋に線が入ってきたりしたら嬉しいですよね
でも・・・
体重が変わってないのに
体が引き締まるなんてことあるんでしょうか…?
答えは
イエス
です
その理由を解説していきますね。
見た目以外の要素でも体重は変化する
まず、皆さんが
「太った」
と感じるときに
体の中で増えているものはなんでしょう?
それは概ね
体脂肪
です
体脂肪は
男性の標準が10-20%
女性の標準が18-28%
(機関により若干前後あり)
なので、
大体体重の1/4-1/5を占めます。
逆に言うと
体脂肪以外の割合は70-90%なんです
なので
体重は体脂肪の増減以外でも変化するのです
ダイエットのために増えるほうが都合がいいものもある
体脂肪を減らしやすい身体を作るためには
筋肉
が必要です
何故ならば、筋肉は
- 身体を動かす原動力でもあり
- 体脂肪を燃焼する場所でもある
のです。
「効率よく体脂肪を減らすためには筋トレも行いましょう」
といわれる所以はそのためです。
…ということは、体脂肪を減らすために筋肉をつけたら
筋肉が増えた分の体重は増えます
ですが
体脂肪が減った分は体重が減ります
体脂肪を減らす過程で
増えるものもあれば
減るものもあるので
体重が変わっていないけど体が引き締まったというのは
こういうことなのです
体重が増えることが悪だと食べることができない
そもそも、ごはん食べても水飲んでも体重は増えますが
食べたものと飲んだもの全てが体脂肪になるわけではありません
「昨日食べ過ぎて太っちゃった~」てよく聞きますが
昨日1日では太らないので安心してください笑
なので、もしあなたが
体重を減らすことではなく
身体を引き締めることが目的なのであれば
体重の増減に一喜一憂するのは辞めましょう
体重を全く気にするなという訳ではないですが
あくまで1つの指標に過ぎないということです
「どうしても体重が気になるのよ~」
という言葉もよく耳にしますし、気持ちはわからなくはないです
でも、引き締める、見た目を変えることが目的であれば
そこに一喜一憂している時間はもったいないと断言できます!
体脂肪が減っていればこれだけで見た目が変わる
個人的な感覚の話になってしまいますが・・・
元々の体脂肪率にもよりますが
体脂肪率が3-5%下がると
引き締まったと思う!!
周りの人に「痩せた?」と言われることが多くなった!!
と言った報告を受けることが増えます。
この人の場合
仮に体重が55kgだったとすると
体脂肪が約1.5kg-3kg減ると
体脂肪率が3-5%下がります。
5kgとか10kg減らなくても見た目は変えられるんですよ
もし見た目の変化が目的なのであれば
私は冒頭のお客様の「体重計に乗らない」という判断を支持します笑
体重に左右され過ぎることなく、ダイエットライフを楽しんでくださいね
記事作成者プロフィール
向井 大未(むかい ひろみ)
目黒区自由が丘、川崎市高津区久地、同多摩区宿河原にてパーソナルトレーナーとして活動中
フィットネス指導歴17年
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー